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サモ日記電車で座る能力だけ高い
2023.10.08 Sunday
l’appel du vide
核です。
高いところに登ると、ふいに飛び降りたくなる。 電車がホームに入ってきた時に、不意に飛び出したくなる。
そういう衝動を「ボイド(虚空)の呼び声」と言ったりするそうです。 でもこれは、自殺願望の有無に関わらず、脳から出ている安全信号のサインを誤認している可能性があるそうな。
なるほどなと。 つまるところ今朝はボイドから呼ばれたんだなと、湿った靴下を脱ぎながら納得してるところ。
なぜ、ザアザア振っている雨の中、無料同然で入手したメーカー不明のやっすいスニーカーで濡れずに会社まで行けるとふんだのか。 なんなら布じゃなくてボール紙でできてんじゃないかというくらいペラペラ。
それをわざわざチョイスして自宅から歩いて20分はかかる駅まで歩いたならば、小さな水たまりに足を突っ込んで歩いてるみたいになるわ。そらなるわ。
何度もテーブルの角に小指をぶつけてるのになぜかスリッパを脱いで歩き回って小指を強打して激怒したり 雨降りそうな天気なのにあえて洗濯物を干して雨降って絶望したり 最近、夜寒いのにあえてタンクトップで寝てブルブルして眠れなかったり
思い返せば日常がボイドの呼び声だらけです。
しかしまったくもって死に至るようなレベルではないので、これだと熱血ボイドから怒られる気がする。
たぶん私のボイドは、定年を待つばかりで、もはや惰性で仕事している疲れきった中年ボイドなんでしょうな。さもありなん。
ちなみに仕事終わり、電車がホームに入ってきた時は、イヤホン耳にぶっ刺しウキウキSWITCHタイムが始まっているため、どんなボイドの声も聞こえません。 2023.09.01 Friday
メシ
核です。
お盆を過ぎてもまだまだ元気にクレーム対応中。 ゲッフー。もうお腹いっぱい。
それはそうと最近、なんかこう職場で孤独を感じております。 というのも、仲が良かった同じ年齢の同僚が退職してしまい、一緒に昼に行けるような人がいなくなったから。 周囲にいるのは自分より若い人ばかりなので、気を遣わせちゃうしなと自分から誘うこともしづらい。 そんな私を不憫に思ったのか、ある日egg元ギャルがお昼に誘ってくれました。
せっかくだから仕事以外の話をしようと思い「最近観たアニメに人気があるバンドの歌が使われてた」という話題をふったのです。
ギャ 「へえ、なんてバンドですかー?」 核子 「あのね、キングチュー」 ギャ 「え?」 核子 「え?」 ギャ 「キング?」 核子 「チュー」 ギャ 「チュー?」
急に不安に襲われ黙り込む私に、なんとも言えない表情を浮かべるギャル。
ギャ 「ごめんなさい、傷つけるつもりは全くないですがこれはギャグですか?」
私の表情を見て焦るギャル。
ギャ 「ちがうか!ちがったか!いや、わかります。読みづらいですね、これは。私も初見で読めなかったですよ!」
核子 「・・・なんて読むの」 ギャ 「え?なんて?」 核子 「なんて読むの」 ギャ 「あ、ああ、あの、キングヌーです・・・」
そうしてなんとも言えない空気が流れました。
せめてもの救いはこの会話がランチ後だったところ。 序盤にしていたら地獄のランチになっていたでありましょう。
いや、これがね、その仲良しの同僚だったら、こんなにも気を遣わせなかったと思うんですよ。 「やだもー!なに言ってんの、キングヌーでしょ!ダメよ、みんなの前でチューとか言ったら!」 ガハハと笑われ、背中を叩かれて終わっていたと思う。
同僚に会いたい、もう会社イヤだ・・・と哀しくなりましたが、こんなことではめげてはいけない。 会社をクビにならない以上、まだまだここで働かねばならない。 むしろ積極的に若い人に関わっていくことで、自身の殻を破っていくこともできるかもしれない。
心を奮い立たせ、アイドルの追っかけをしている25歳の後輩を自らお昼に誘い、果敢に話しかけてみました。
核子 「タッキーが決起会をやったっていうニュース見たよ!」 25歳 「そうみたいですね、どういうプロモーションするのかドキドキしますね〜」 核子 「色んな元ジャニーズのアイドルがトベに移るのかねえ」 25歳 「え?」 核子 「え?」 25歳 「トベ?」
待って待って、知ってる、この不安。 ものすごいデジャブ感がある。
そして25歳の子から滝沢秀明さんが設立した会社は「TOBE」と書いてトゥービーと読むこと。ただ「飛べ」という意味も含まれているし、いずれそう呼ばれたらいいなってタッキーも言ってましたよ!という熱いフォローをいただきました。
そうして私は再びぶ厚い殻をかぶり、昼休みはSWITCHを手に一人熱心に戦場で剣をふるっています。
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トム・ジェーン 夜中に突然ラーメンが食べたくなったりコーラが飲みたくなったりするように、突如トラボルタを観たくなる事があります。もちろn、悪役トラボルダ。 というわけで借りてきたこのビデオ。 原作がアメコミなので、物語はとてもシンプル。 愛する家族を殺されちゃった優秀な潜入捜査官が、マフィアに一人復讐を挑む。 うむ、落ち着いてトラ様を堪能できそうだと思ったら仰天。 私、アメコミに対する概念が崩壊させられました。 そもそも主人公の復讐がえげつない、せこい。 逞しい筋肉を持っていながら、そちらを駆使するのではなく、精神的に相手を痛めつけていく主人公。 (張り込みとかもしっかりする) 観てる途中から、誰が悪人だか分らなくなります。 主人公の前に立ちふさがる敵もスゴイ。立ちふさがってないし。 殺す対象に向けて自作の歌を披露して、20秒後に自分が死んでたりとかもう訳がわからん。デスペラードも真っ青だよ。 つまらない既成概念は捨てるべきだということを学べる映画です。 っていうかなんでこれがアメコミなのか。 アメリカ、狂ってるなあ。 |