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サモ日記電車で座る能力だけ高い
2023.08.12 Saturday
ベーコン先輩とトメイ先輩
核です。 今年のお盆も元気にクレーム対応。
正月にファブルを観たあたりから、日本の映画のみならずドラマも見るようになりました。 そして『カルテット』の面白さと高橋メアリージュンの良さを夕食時に熱く語り続け「カルテットを熱弁してるのは、今、日本であなた一人だから多分」と黒縁に嫌がられました。 前、『とらドラ』を8年遅れくらいで語った時も知人にそう突っ込まれた。
それに比べると、カルテットは6年遅れだから間に合っていると言っていいのではないでしょうか。 いや、なんなら今が旬と言っていいのでは?
そして、最近観て面白かった映画。 『ラブ・アゲイン』(原題はCrazy, Stupid, Love)
邦題がひどい(だから後で思い出せなくなる)けど、大変よくできたコメディ作品でした。 ざっくりしたあらすじは、長年連れ添っている嫁に突如離婚宣言をされた中年男性(スティーブ・カレル)が、やけ酒をあおっていたら、超絶ナンパ師(ライアン・ゴズリング)に声をかけられ・・・ていう話。
主役の夫婦の設定年齢が今の自分に近い分、胸にくるものがあったなあ。
役者さんも勢ぞろいした感がすごい。 ↓ スティーヴ・カレル
私はマリサ・トメイ世代(とはなんだ)なので、彼女が出てるだけで「見て!マリサトメイでてる!」と誰かに言いたくなってしまう。 かつては『忘れられない人』でクリスチャンスレーターと恋に落ちてたトメイ先輩ももう58歳。 そりゃスパイダーマンの叔母さん役で出るわけです。年月です。 個人的にはゼンデイヤよりトメイ先輩をヒロインに据えていただきたいくらいですが、まあだいぶ爪痕を残したからいいか。
そして、我らがベーコン先輩です。 フットルースしたり、凶悪犯なのに川下りでメリル・ストリープにやっつけられたり、インビジブルで第7回みうらじゅん賞をもらったり、昔から話題にことかかないベーコン先輩。なんなのみうらじゅん賞。
今回、主人公の中年男の嫁に手を出すチャラい(今一つさえない)同僚、という、私の中のベーコン先輩のイメージにない役だったので、ちょ!先輩なにやってんすか!と突っ込みながら大変愉快な気持ちで観てました。 だってそもそもチャラい同僚顔じゃなくないかあの人。
とは言え、この映画も2011年のだなあ。
で、ふと気になって2011年の8月のサモ日記を読み返したら、当時、結婚したばかりの前夫との会話ネタが載ってました。 なんという皮肉。 ここまでひっくるめてこの作品(ラブ・アゲイン)のオチみたいな気がしてきたなあ。 2023.01.07 Saturday
ことはじめ
核です。 明けましておめでとうございます。 以下、正月日記(ネタバレ映画感想含む)です。
12/31・1/1 年末の酒が祟って胃腸がヘタり、大晦日は家で一人寝込む。 23時半からなぜか「ファブル殺さない殺し屋」(1は観てないのに) ギャグがくどいけどアクションすごい。安藤政信の安定感。
1/2 すずめのお宿ならぬ「すずめの戸締り」を映画館で 環さんとすずめのぶつかりあいもよかった。 作中に地震のアラートが鳴る場面が何度もあり、都度肝が冷える。 でも付録の冊子(環さんのスピンオフ小説)は不要かなと思う。
1/3 リメイクITの続編「IT THE END」を観る。 ホラーよりコメディ要素が強すぎ。ペニーワイズ可愛すぎ。 裸の老婆がちょこちょこ通り過ぎるシーンなんてもう、恐怖じゃなくていじらしさを感じる。ピエロ超楽し気。 作中でも、君たちのこと27年も待ってたんだよ!んもう!とか言っちゃってたし。 冒頭のゲイの男性なぶり殺しシーンは意味があって入れているということなんだけど、監督の意図は観客に伝わるのかなと思った。 なぜペニーワイズが、ゲイの彼を食うのかがよくわからなかった。 あと、マカヴォイパイセンは剥げてる方が似合う気がする。
ガチャガチャで出たペニーワイズをご機嫌で部屋に飾る。
1/4 マツキヨで目についたマニキュアを唐突に購入、爪に塗る。 なんか変な色なのに、なんでこれを買ったのかよくわからず、爪を眺めててはたと気づく。 正月の間中、狂ったようにやっていたモンハンのせいだ。 マニキュアの色が、モンスターのフンそのものだった。 SPONSORED LINKS
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トム・ジェーン 夜中に突然ラーメンが食べたくなったりコーラが飲みたくなったりするように、突如トラボルタを観たくなる事があります。もちろn、悪役トラボルダ。 というわけで借りてきたこのビデオ。 原作がアメコミなので、物語はとてもシンプル。 愛する家族を殺されちゃった優秀な潜入捜査官が、マフィアに一人復讐を挑む。 うむ、落ち着いてトラ様を堪能できそうだと思ったら仰天。 私、アメコミに対する概念が崩壊させられました。 そもそも主人公の復讐がえげつない、せこい。 逞しい筋肉を持っていながら、そちらを駆使するのではなく、精神的に相手を痛めつけていく主人公。 (張り込みとかもしっかりする) 観てる途中から、誰が悪人だか分らなくなります。 主人公の前に立ちふさがる敵もスゴイ。立ちふさがってないし。 殺す対象に向けて自作の歌を披露して、20秒後に自分が死んでたりとかもう訳がわからん。デスペラードも真っ青だよ。 つまらない既成概念は捨てるべきだということを学べる映画です。 っていうかなんでこれがアメコミなのか。 アメリカ、狂ってるなあ。 |