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サモ日記電車で座る能力だけ高い
2007.07.13 Friday
日々
老猫、一昨日の朝死にました。
昨日、お寺さんで供養してもらいました。 日常に穴があいたような感覚になることは、15年前に別の猫で経験しているので予感はしてました。 今回は風呂場でした。 老猫は、誰かがフロに入っていると必ずヒョコヒョコ着て、浴槽の湯を飲みたがったので、浴槽の湯が汚れるじゃーんとブツブツ言いながらお湯を飲ませていたことが、フロに入る度に思い出されます。 ここんとこずっと泣いていたせいか、胸が張り裂けそうに悲しい、という気持ちはないですが、「あ、そうか いないのか そうか」といちいち理解しないと、フロに漬かりながら無意識に猫を待ってしまいます。 ただ、彼がフロに来ない、という生活にもいつしか慣れていき、新しい猫との日常が始めることが分かってるから急に悲しくなったり。勝手だよなあ。 ------------ 彼が死んだ後、親友に電話しました。 少し落ち着いた状態で話したかったので、胸がズキズキしたままなるべく平静を装って。 そしたら彼女「いやー、大往生っしょ」と一言。近所のおばさんのように。 ここ数日、色々な方に優しい、思いやりのある言葉をかけてもらって、さすがの天邪鬼核子も「人は優しいのう」と涙せずにいられませんでしたが、 親友のおばちゃん風発言を聞いたら、涙じゃなくて笑いが出ました。 核 「あんた、今日休みでしょ。今なにしてんのさ」 友 「IKEYA。お母さんと一緒にイーケーヤー」 更に笑いが。 私は猫が死んで泣いて、会社に来て黙々と仕事していて、合間にトイレに駆け込んで泣いていて、私の親友はその頃船橋のイケヤで、自分の母親と買い物をしている。 その状況を考えたら、飼い猫が死んだことも、仕事をすることも、自分のアイデンティティで延々と悩むことも全てが日常に過ぎず、私はそれを繰り返していつか死んでいくんだなー という実感に繋がり、それが無性に滑稽で、でも私の周囲にいる人全てがそうやって日常を繰り返すことがいとおしくて笑いが止まらなくなりました。 悔いなく生きるぜとまで格好いいことは言えませんが(どっちかというとおそらく、いや間違いなく、私の人生はこの先もへこい)、日常が繰り返されることに、たまには感謝しようかなと思ったりした、ある水曜日でした。 2007.07.08 Sunday
猫・猫ファンタジア
我が家には15歳の老猫がいるのですが、口内炎・歯肉炎・内臓系の病気でここ数週間かなり具合が悪いです。とても臭いです。
毎週末、動物病院に連れていっては1万円近く吹っ飛び、飼い主も懐具合も具合悪い。 昨日はとうとう、「いつ死んでもおかしくない」と言われました。 うちの母親は必死になって、嫌がる猫にご飯を食べさせようとします。固形物を嫌がるので、注射器にミルクを入れて、手や洋服を汚しながら、ほぼ戦いのような状態で無理やり口に入れてます。 見るのが忍びなくて「痛そうだから、もう止めようよ、もう好きにさせてあげたらいいよ」と言ったら「死なせたくないのよ!」と叫ばれました。 老猫とは15年の付き合いです。 死なせたくないのは、私も同じです。 ただ、母の「死なせたくない」の気持ちには、絶対勝てないと思いました。 うちの母の性格もあるでしょうけど、やはり「母親」の役割を全うしている女性の強さは本物です。猫が痛がるのが嫌で、怖くて、エサすらあげることが自分が情けなく、ヒステリーを起こして机の下に隠れた自分はいつか子供を産んで強くなれるんだろうか。 それと同時並行で、生まれて2ヶ月経ったか経ってないかくらいの迷い猫を母親が拾ってきました。(この状態で拾ってくるのがすごいよ) どんなサバイバル生活を経て、生き延びてきたのかは検討もつきませんが、四六時中覚えてシャアシャア威嚇しています。 抱いても引っかきはしませんが、すぐ脱出して部屋の隅っこに隠れてしまいます。 抱くと威嚇するけど、隅っこに放っておくとビイビイ鳴き、隅っこに置いた状態で撫でると安心して寝る。大変手間がかかる。 生と死の両方を同時平行で、しかもこれだけ身近で感じたことはありません。 死臭とミルク臭がプンプン。いやはや。 SPONSORED LINKS
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パニッシャー コレクターズ・エディション (JUGEMレビュー »)
トム・ジェーン 夜中に突然ラーメンが食べたくなったりコーラが飲みたくなったりするように、突如トラボルタを観たくなる事があります。もちろn、悪役トラボルダ。 というわけで借りてきたこのビデオ。 原作がアメコミなので、物語はとてもシンプル。 愛する家族を殺されちゃった優秀な潜入捜査官が、マフィアに一人復讐を挑む。 うむ、落ち着いてトラ様を堪能できそうだと思ったら仰天。 私、アメコミに対する概念が崩壊させられました。 そもそも主人公の復讐がえげつない、せこい。 逞しい筋肉を持っていながら、そちらを駆使するのではなく、精神的に相手を痛めつけていく主人公。 (張り込みとかもしっかりする) 観てる途中から、誰が悪人だか分らなくなります。 主人公の前に立ちふさがる敵もスゴイ。立ちふさがってないし。 殺す対象に向けて自作の歌を披露して、20秒後に自分が死んでたりとかもう訳がわからん。デスペラードも真っ青だよ。 つまらない既成概念は捨てるべきだということを学べる映画です。 っていうかなんでこれがアメコミなのか。 アメリカ、狂ってるなあ。 |