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サモ日記

電車で座る能力だけ高い
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思い出のマーニー
思い出のマーニーを観ました。

事前にこの映画のドキュメント(米林監督と駿の息子吾朗のアニメ制作秘話みたいの)を観てたり、宮崎駿の後釜なんて誰もやりたくないだろうなと勝手に想像して一方的に同情したりしていたので、結構肩入れしながら観てしまったのですが。

うーむ。退屈だった・・。特に前半のくだり。
動き出した後半は良かったんですが。

物語がのっそりしか動かないとか、主人公に共感が持ちにくいとか、説明が多すぎるとか、自分が魅力を感じなかった理由は幾つかあると思いますが、集約してしまうと「あんまりワクワクしない」ってことだったのかもしれない。
子供のころからずっと観続けて、自分の年齢は変わっても、ジブリ映画には変わらず、常にワクワクさせられたので。それはやっぱりすごいことだと思います。

宮崎駿監督作品は、物語中に色々意味深なシーンが散りばめられているのに、説明しないでガンガン進んで行って平気でそのまま終わってしまったりする時もあるのだけど、それに対してのアンサーなんてその時は全然気にならないんですよね。
作中に出てくる色々なものが常に魅力的な動きをしていて、それに惹きつけられて夢中で観ているうちに終わっていて「なんだかわからないけど気持ち良かったー!」とか「なんだかわからないけどワクワクしたー!」って思う。

そういう喜びや感覚が、マーニーにはあんまりなかったです。

今の世の中には、テンプレートなアニメやゲームがあふれかえっています。
そんな中で子供が(大人も)、生き物として感覚的にゾワゾワしたり、ワクワクできるようなアニメーションって作るのはとても難しいんだろうなと思う。

でも、だからこそ、やっぱりそういうアニメは必要なんだよーと思う次第です。
未来の子供たちに「これは良かったんだよ」って昔のアニメばっかり見せるのも、なんかちょっと切ないじゃないですか。

巨匠の持つ「いいところ」を継承しつつ(それが難しいんだって話か・・・)、頑張れ、アニメ監督達!!
と、何故か上から目線で言ってみた。
ごめんなさい。石を投げないで。

ついでに、畑は全然違いますが 神山健治監督も面白いの作っていただきたい。攻殻のテレビシリーズの1くらい面白いやつを・・・。
009は理屈ぽすぎて辛かったです。
すみません、石を投げないで。


JUGEMテーマ:漫画/アニメ
| 映画ネタ | 22:06 | comments(2) | - | pookmark |
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トム・ジェーン
夜中に突然ラーメンが食べたくなったりコーラが飲みたくなったりするように、突如トラボルタを観たくなる事があります。もちろn、悪役トラボルダ。

というわけで借りてきたこのビデオ。
原作がアメコミなので、物語はとてもシンプル。
愛する家族を殺されちゃった優秀な潜入捜査官が、マフィアに一人復讐を挑む。

うむ、落ち着いてトラ様を堪能できそうだと思ったら仰天。
私、アメコミに対する概念が崩壊させられました。

そもそも主人公の復讐がえげつない、せこい。
逞しい筋肉を持っていながら、そちらを駆使するのではなく、精神的に相手を痛めつけていく主人公。
(張り込みとかもしっかりする)
観てる途中から、誰が悪人だか分らなくなります。

主人公の前に立ちふさがる敵もスゴイ。立ちふさがってないし。
殺す対象に向けて自作の歌を披露して、20秒後に自分が死んでたりとかもう訳がわからん。デスペラードも真っ青だよ。

つまらない既成概念は捨てるべきだということを学べる映画です。
っていうかなんでこれがアメコミなのか。
アメリカ、狂ってるなあ。